選び方

スニーカーのサイズの選び方は足の実寸(足長)+1.5cm大きめが最適│理由や測り方を解説

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この記事の監修者
すにらぼ

100足以上(60モデル以上)の人気スニーカーを所持するスニーカーマニア。世界一参考になるスニーカーメディアを目指し、スニーカー研究メディア「すにらぼ」を立ち上げる。スニーカーをさまざまな観点で点数評価し、独自アンケートも定期的に行うことで客観的な情報も発信。サイトのコンセプトは「一人でも多くの人が自分に最適なスニーカーを発見できること」。

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スニーカーを購入する際には、自分の足に合った最適なサイズを選びたいですよね?

結論、スニーカーのサイズの選び方は、素足の実寸(足長)+1.5cm=「靴のジャストサイズ+0.5m」大きめのサイズを選ぶのが一番無難で確実です。

※一部のスニーカーのモデルや、足の形が幅広の方は、もう+0.5cm大きめの方がいい場合もあります。

なお、Amazonの「プライム会員」の方は、自宅で無料で試着できる「Prime Try Before You Buy」が利用できます。

かなりおすすめのサービスなので、プライム会員の方は必ず利用することをおすすめします。

この記事では、30足以上の人気スニーカーを所持している筆者が、実際に画像を使いながら、サイズの選び方のコツを徹底解説します。

自分の最適なスニーカーのサイズを把握しておくと、店頭ではなく、Amazonや楽天市場などでスニーカーを安く購入できるのでとてもお得ですよ。

<定番スニーカーのモデル別のサイズ感はこちら>

>>スニーカーのサイズ一覧を見る

結論│スニーカーのサイズの選び方は素足の実寸(足長)+1.5cm大きめがよい

基本的にスニーカーは「実寸(足長)+1.5cm」=「靴のジャストサイズ+0.5cm」がちょうどよいサイズ感になります。

僕は10種類以上の定番ブランドのスニーカーを普段から履いていますが、ほとんどが足の実寸+1.5cmのサイズ選びでベストなサイズになっています。

ちなみに、この「実寸+1.5cm」というのは、「靴のジャストサイズ+0.5cm」と同じです。

なお、この実寸とは足長(そくちょう)のことで、素足のかかとから一番長いつま先までの長さのことです。

スニーカーのサイズの選び方

このサイズで実際にスニーカーを履くと、ほとんどのスニーカーが、かかとに人差し指が1本入るか入らないぐらいのサイズ感になります。これが一番ベストです。

一般的に靴は足長+1cmがよいとされていますが、スニーカーはもう+0.5cm大きい方がストレスなく歩けます。

実際に10種類以上のスニーカーを「実寸(足長)+1.5cm」のサイズで履いて感じた理由は以下のとおりです。

では、ひとつずつ解説していきます。

理由①足長+1cmだと横幅がきつくて足が疲れやすい

足長+1cmのサイズにするとジャストサイズで履けるのですが、横幅がきつく感じるはずです。

横幅がきついと、足の血行がつまり足が疲れやすくなります。

実際筆者も、VANS(バンズ)のオールドスクールをジャストサイズで購入してしまって後悔しています。

なお、横幅がきつく感じる理由は、スニーカーの約9割は海外ブランドであり、海外の人の足に合うように生産されているからです。

例として、定番のスニーカーとも言われる以下のブランドは、全て海外のブランドです。

  • New Balance(ニューバランス)
  • CONVERSE(コンバース)
  • adidas(アディダス)
  • VANS(バンズ)
  • NIKE(ナイキ) など

欧米の人は昔から細い靴を履いていたため、足も細長い形が多いです。

一方、日本人は昔、草履を履いていた文化があるため、海外の人よりも足の形が横に広いという特徴があります。

なので、足長+1.5cmのサイズにすることで、横幅を海外の人に合わせることができ、歩きやすくなります。

理由②少し余裕がある方が厚い靴下も履けるようになる

4足の靴下

また、足長+1.5cmで少し余裕を持たせる理由として、厚い靴下を履いてもきゅうくつにならないというメリットもあります。

例として、厚い靴下には以下のようなものがあります。

  • ユニクロのヒートテックの厚い靴下
  • おしゃれな靴下

ジャストサイズのスニーカーを選ぶと、厚い靴下を履いた時に足がしめつけられてしまい、不快感を感じてしまいます。

なので、ある程度余裕を持たせておくことはけっこう大事です。

ただ、余裕がありすぎるとデメリットも出てくるので次項で紹介します。

理由③足長+2cmのサイズだと余裕がありすぎる

ラフに履きたいといえど、サイズを大きくしすぎると今度はデメリットもでてきます。

それは、以下の点です。

  • 隙間がありすぎて歩きにくい
  • 靴擦れが起きやすい
  • 底を引きずってしまうので靴が消耗しやすい

サイズに余裕がありすぎると、ラフに履けるという点ではメリットですが、デメリットの方が多くなってきます。

なので、少し余裕がある「靴のジャストサイズ+0.5cm」=「足長+1.5cm」が一番最適です。

これが、多種類のスニーカーを普段から履いている僕が出した最終的な結論です。

ただ、「足長+1.5cm」と言われてもいまいちピンとこないですよね?

そこで、次章では実際にスニーカーを履くときのサイズの選び方のポイントを解説します。

【試着時】スニーカーのサイズの選び方4つのポイント

スニーカーを試着するときの正しいサイズの選び方は、以下の4つです。

では、ひとつずつ解説していきます。

①かかとを密着させてつま先の捨て寸を確認する

スニーカーを履いた時、まずは、しっかり”かかと”と”靴”がくっつくように履きましょう。

そうすることで「捨て寸」を正確に測れるようになります。

※捨て寸とは?
捨て寸とは、つま先と靴の間にできる隙間のことで、基本的に1cm〜1.5cmぐらいがちょうどよいとされています。

履いた後に、指で隙間ができているか、つま先を指で押して確認しましょう。

②試着時は靴紐を必ず結んで確認する

また、試着するときは、靴紐もしっかり結ぶようにしましょう。

「試着」をするとき、軽く履くだけだからいいやと、靴紐を結ばずに履き心地を確かめる場合も多いと思います。

この履き方だと、購入後に靴紐を結んで履いてみると思ってたよりサイズ感が違うということはよくあります。

ただし、きつく結びすぎるのもよくありません。

試着の時から、普段履いているスニーカーと同じぐらいの感覚で靴紐を結びましょう。

③かかとに人差し指がジャストで入るぐらいのサイズを選ぶ

スニーカーのかかとに人差し指をいれている

スニーカーのサイズ感は、人差し指1本分がちょうど入るくらいがよいです。

もし、人差し指が入る隙間がなかったり、逆にスッポリ入って余裕があるようなら、そのサイズは適していない場合が多いです。

なので、靴紐を結んだ後に人差し指を入れて確認するとよいです。

④履いたら必ず”歩いて”確認する

靴紐を締めたら、その場で足踏みだけして確認するのではなく、1~2mだけでも必ず両足に履いて歩いてみるようにしましょう。

実際に動かないと、自分に合っているサイズ感かは把握しづらいです。

ただ、店頭でスニーカーのサイズを確認するのは、人目もあったりして少し苦手な人もいますよね?

その場合は、無料で返品できるAmazonの「Prime Try Before You Buy」も検討しましょう。

「Prime Try Before You Buy」とは、Amazonの「プライム会員」限定で、無料で試着、かつ返品できるサービスです。

次章では、Amazon「Prime Try Before You Buy」のことも含めて、通販(ネット)でスニーカーを購入するポイントを紹介します。

【注意点】通販(ネット)でのスニーカーのサイズの選び方

通販(ネット)でスニーカーのサイズを選ぶ場合、確認すべきポイントは下記の3つです。

では、順に解説してきます。

①メンズモデルかレディースモデルか確認する

まずは購入したいスニーカーのモデルの性別タイプが、下記のどれに当てはまるか必ず確認しましょう。

  • メンズ
  • レディース
  • ユニセックス(男女兼用)

理由は、レディースのスニーカーはメンズのスニーカーよりも細長いサイズ感になっている場合があるからです。

もし男性の方がレディースモデルと気づかずにスニーカーを買うと、自分の足に最適なcmでも、横幅がきつかったり、サイズ感が合わなかったりします。

これは女性でも同じことがいえます。

なお、ユニセックス(男女兼用)のスニーカーであれば、単純にcmを合わせて購入すれば問題ありません。

通販サイトで購入するさいには、メンズやレディースなど、絞り込み設定をして検索するとより間違わず購入できますよ。

②「ワイズ」を確認しておく

スニーカーを通販で購入する時は、ワイズを確認すると、より自分のサイズに適したものを購入できます。

※ワイズとは、靴やスニーカーの足囲の大きさをアルファベット表記で表したものです。

ちなみに、ニューバランスの人気のCM996のワイズ(ウィズ)は「D」です。

ニューバランスのウィズ
【NB公式】ニューバランス |CM996BG:シューズ| New Balance【公式通販】

ワイズは、足長と足囲を測ったのちに、JIS規格で確認することができます。

>>ワイズについて知りたい方は、6章の「足のサイズの測り方をわかりやすく解説」までスキップ

③Amazonだと無料で試着できる

Amazonには、「Prime Try Before You Buy」という人見知りにとって最高の神サービスがあります。

「Prime Try Before You Buy」というのは、以下のようなものです。

  • 仮注文で試着ができる(在庫があれば)
  • 一度に6点まで試着できる
  • 色違いも確認できる
  • 気に入ったものだけを購入できる
  • すべてを無料で返品することもできる

自宅に商品が届くので、人の目を気にせずに、何度も試着できるのがこのサービスのよいところです。

サイズをしっかり確認したい方にもおすすめしたいですし、僕は毎回利用しています。

>>Amazon「Prime Try Before You Buy」の詳細を確認する

【補足】スニーカーのサイズの選び方

この章では、補足としてスニーカーの選び方の2点について解説します。

デカ履きをしたい場合はもっと大きめを履く

スニーカーには、あえて大ききめに履く「デカ履き」という履き方もあります。

デカ履きのメリットデメリットは以下のとおりです。

  • ○靴紐をキュッと締められるためシルエットが良くなる
  • ○ラフに履ける
  • ○成長期(中学〜高校生)だと足のサイズも大きくなるので見越して買える
  • △歩きにくい
  • △靴ズレが起きやすい
  • △底を引きずってしまうので靴が消耗しやすい

デカ履きをする一番のメリットは、スニーカーのシルエットが良くなることです。

紐をきつく縛ることで引き締まった印象を与えます。

スタンスミスのサイズ感

ただ、デカ履きをすることで、足のサイズと合わなくなるため、歩きにくかったり、靴内で足がずれるので靴ズレを起こしやすくなります。

デカ履きはおしゃれ上級者がやっている履き方で、普通に履きたい場合は無理してデカ履きをする必要はないと思います。

足の形が甲高幅広の場合+0.5cm上げたほうがよい

たまにですが、幅広の(足の幅が広い)方や、甲高の(甲が高い)方もいると思います。

そのような方は、より横幅がきつく感じると思うので、もうワンサイズ上げたサイズ選びも検討する必要があります。

ただ、注意点として、実際に自分が幅広と思ってはいても、実際は平均的だったということはよくあります。

自分が幅広なのかどうかは、 足長と足囲を測った後に、JIS規格のサイズ表で確認できます。

では、次章で足のサイズの測り方を解説していきます。

足のサイズの測り方

足のサイズの測定場所は全部で3つです。

  1. 足長(そくちょう)・足囲(そくい)の測り方
  2. ワイズをJIS規格で確認する

これらは、紙、ペン、巻き尺の3つがあれば測れます。

足のサイズの測り方に必要なもの

足長(そくちょう)・足囲(そくい)の測り方

足長・足囲とは下記画像の箇所の長さになります。

それぞれの測り方は下記のとおりです。

足の部位測り方
足長壁にかかとをつけて、
壁から足の一番長い指の部分までの長さ
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-93.png
足囲足幅の一番出っ張っている部分の
一周分の長さ
画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: image-94.png

一度サイズを測っておくと、今後スニーカーを含め靴全般を履くときに参考になるので、とてもおすすめです。

なお、より正確な測り方を確認したい場合は、下記の記事を確認しましょう。

>>【記事】足のサイズの測り方をわかりやすく解説

ワイズをJIS規格で確認する

足長と足囲を測ったら、ついでに、通販(ネット)で買うときに参考にできるワイズも確認しておきましょう。

サイズ表は男性、女性で異なり、下記のJIS企画のサイズ表で確認できます。

僕の場合、足長は25.5cmで足囲が25cmだったので、ワイズはEEです。

日本人の一番多いワイズは”E”なので、D〜2Eぐらいであれば平均的と呼べますが、C以下や3E以上の場合は幅広、または甲高の可能性があります。

ただ、もう一度書きますが、日本人のほとんどはD〜2Eに当てはまります。なので、冒頭でも書いたように、基本的に足長+1.5c(靴のジャストサイズ+0.5cm)で問題はありません。

なので、これまでの経験から幅広・甲高と言われた心当たりがあるような場合は、ワイズを確認したうえで、足長+2cm=靴のジャストサイズ+1cmを検討するようにしましょう。

スニーカーのサイズについてよくある質問

最後に、スニーカーのサイズ選びについて、よくある質問を回答してきます。

サイズの合わないスニーカーを履くとどうなる?

サイズの合わないスニーカーを履くと、以下のようなことが起こります。

  • 靴ずれが起こる
  • きついと血行がつまり足が疲れにくくなる
  • スニーカーの消耗が早い

大きすぎてしまうとスニーカーを引きずってしまうので、ソールの消耗が早くなります。

そのため、足長+1.5cmなどを目安に自分に適したサイズで購入しましょう。

スニーカーのサイズ選びに失敗した場合は?

サイズに失敗した場合は、返品できるなら返品しましょう。

どのブランドも、店舗で購入した場合や通販(ネット)で購入した場合どちらも返品に対応している場合が多いですが、下記のような条件が存在ます。

  • 開封済でも問題ない
  • 室内での試し履き(屋外で履いたらダメ)
  • タグは切ってもいいが必ず持参する
  • 別色、別商品との交換は基本できない(サイズ違いなら可能)

タグはなるべく付いたままの方が返品対応してくれる可能性は高いです、切ってしまっても対応してくれることもあります。そのため、タグは必ず無くさずに持っていくようにしましょう。

また、返品できる期間では違いがあり、店舗で購入した時の方が長い印象です。

  • 店舗→1か月以内
  • 通販(ネット)で購入→1週間以内

なるべく早めに室内で試し履きをして、確認しておきましょう。

なお、Amasonの「Prime Try Before You Buy」なら返品無料で試し履きできます。

まとめ

結論、スニーカーのサイズの選び方は、素足の実寸(足長)+1.5cm=「靴のジャストサイズ+0.5m」大きめのサイズを選ぶのが一番無難で確実です。

また、通販(ネット)でスニーカーを購入するなら、無料で試着できるAmazonの「Prime Try Before You Buy」を利用するのが一番お得です。

コメント

  1. >「実寸+1.5cm」というのは、「靴のジャストサイズ+1cm」と同じです。
    1cm→0.5cm

    • ご指摘ありがとうございます。
      こちら修正いたしました。

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